広島県が配布している「働く女性応援よくばりハンドブック」がSNSで炎上していて、目に留まりました。
「働く女性応援よくばりハンドブック」は,このビジョン(仕事も暮らしも。里もまちも。それぞれの欲張りなライフスタイルの実現)の考え方に基づき,働いている女性,これから働くことを考えている女性が働く上で,仕事も暮らしもどちらにおいても希望を叶えられるように応援するため作成したものです。
広島県 働く女性応援よくばりハンドブックを配布しています! | 令和2年2月改訂
県の公的な配布物なのに
- 時代錯誤
- 男尊女卑
- よくばりってなんだ!
と主にママたちが怒っていて、読むと

こりゃ炎上するわぁ
と思う内容でした。
(そもそもタイトルの【よくばり】がやっぱり引っかかるし…)
ワーママはうざいと思ってるってこと⁈


同僚:『子どもが熱を出したから』と早退するのは仕方ないけど、仕事を変わる同僚の負担も考えてほしいんだよね…。(抜粋)
上司:短時間勤務と休日出勤免除を希望されたけど、その分子どものいない社員の負担が増しているみたい。休日出勤が増える他の社員や、会社の経営状況も理解してほしいな…。(抜粋)
と…。



そんなことはワーママとして申し訳ないなぁと思って働いてますけど…



だからワーママはうざいって言いたいの?
と感じてしまう内容。とても応援しているとは思えない…。
県が働くママを応援していると言いながらこんなことを書くなら負担を減らせるように



ワーママを雇うと補助を出すから、補助金で負担のきているスタッフに手当を出すとかしてくれー!
そうしたら、ワーママに優しい会社も増えて子育てと仕事ももっと両立しやすいのでは?とか思ったり…。


時代錯誤なパパ目線。
【ワーキングマザーの心構え 同僚・周囲への感謝と配慮を忘れずに!】というページにある
パパ:『私ばっかり家事と育児をしている』というけど、こっちだって仕事で疲れてるんだよね。夜泣きがうるさくても我慢しているし、多少は手伝っているんだから、勘弁してほしいな…。(抜粋)
これが本当に炎上必死の内容。
共働きで、2人の子どもを育てていて、パパが配慮の必要な周囲の人扱いで、こんなことを言うパパを公的な冊子に載せてしまう広島県…やば。



どんな時代なのー?男尊女卑もいいところですけど…
そして、この内容は家事育児をしっかりしているパパにも失礼。
パパの仕事と暮らしの両立を考えて欲しい。
【働く女性応援】なら、
- パパの【仕事と暮らしの両立】ができるように、働き方を見直してほしい!
- パパへ共働きの家事育児の【心構え】を伝えてほしい!
まだまだ、男性は仕事優先でいい!女性がバリバリ働きすぎると育児がおろそかだと言われる社会。
パパが育児に参加できなくても仕方ない、ママが育児ができていないとダメで『かわいそう』と言われる…
ママは仕事をしながらも育児も家事も両立しなきゃいけなくて、パパは両立できなくても仕方ない…
そんな社会の考え方を変化させて、
男性の仕事と暮らしの両立がもっとできる社会になっていけば
男性への共働きの家事育児の【心構え】を習得してもらえば
働く女性はだいぶ働きやすくなると思う。
本当に働く女性を応援する気があるなら、こんな冊子を作る場合ではなく考え方を改めて支援も見直して、働くママや子育てに優しい社会にしてほしいものです…。
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