- 家族がいるから仕事を辞められないと悩んでいる人
- 家族がいるのにパートナー(夫や妻)に仕事を辞めたいと言われて悩んでいる人
辞めたい人、辞めたいといわれた人に向けて、大黒柱だった旦那さんが仕事を休職(退職方向)になった私の経験談を含めて解決策をお伝えします。
仕事を続けるのが危険なケース
仕事を辞めたいというだけは口癖のように言っている人(うちの旦那さんも元々そうでした)もいれば、本当に仕事を続けるのが危険な人もいると思います。
状況を冷静に、できれば客観的に見て判断する必要があると思います。
メンタル疾患になりそう・メンタル疾患になっている
精神的に病んできていて鬱や適応障害などの精神疾患になりそう…なっている場合は仕事を続けるのは危険です。
精神疾患は無理して悪化すると、回復にも時間がかかるし最悪自殺などの取り返しがつかない状況になる可能性もあります。
無理に仕事を続けてもパフォーマンスは良くないし、必ず稼げなくなっていくと思います。
家族として成立していない
仕事中心・会社中心・会社の奴隷(社畜)状態の場合で「仕事を辞めたい」と思っているなら
- 「なんのために働いているのか?」
- 「このまま今の会社・今の部署で働き続けるのか?」
を考え直すといいと思います。
夫婦共に問題を感じていないならいいのかもしれないけど、
- 仕事に追われて忙しすぎてストレスがかかりすぎて家族の時間が取れない
- 家族に対して関わる心の余裕がなく家族として成立していない
という状況は問題だと思います。
家族がいると仕事を辞められない理由
- 心を病みそう・病んでいる場合
- 仕事によって家庭が成り立たなくなっている場合
は仕事を続けるのを考え直し、辞めることも視野に入れましょう…とはいっても、残されたパートナーとしては即やめられても、いろいろと困るのが現状です。
経済的に困る
とにかく働いていた人がやめて困る理由の1番は経済的な問題です。
- 辞めたら給料がなくなる
- 転職したら給料下がる
- 子どもの養育費が必要
- 老後の金が心配
相当なお金持ちの人か、パートナーの方が高給取りでない普通の家庭では収入が無くなる、減ることが1番心配ですよね。
再就職が難しくなる可能性
辞めたいといって次を探してから退職となる場合は問題ないと思いますが、すぐに働くわけではない退職は日本では再就職が難しくなるそうです。
しかし、精神を病んでいる病み始めている場合は一度休職して休む必要があるため再就職へのリスクが問題になります。
特に、資格やスキルで就職に有利に働く職業じゃない場合再就職の困難がリスクになってきます。
世間体が気になる
辞めたい人が旦那さんだった場合は特に、「働いて当たり前」「大黒柱で当たり前」という世間一般論からずれるので周囲の多くの人から理解を得るのは難しいし、めんどくさいと思います。
家族がいて仕事を辞められない「本人」がやるべきこと
家族がいるから仕事を辞められないと悩んでいる人は、自分で行動をはじめて自分や家族の不安や問題が少なく仕事を辞められるように行動しましょう!
社会保険給付金を知る
仕事を自己都合で辞めても1年以上雇用保険に加入していれば(ふつう会社に勤めていたら)失業保険を90日はもらえます。
また、精神疾患での休職や退職の場合も国民健康保険以外の人は傷病手当金が最長1年6か月受け取れます。
まずは自分で理解して、申請する必要があります!
日本は公的な保証も手厚いので、理解すると不安も減るし給付を受けることができると思うのでしっかり調べて理解しましょう。

メンタルを病んでいる場合は病院へ行く
辞めたい原因が精神的なつらさの場合、すでに精神疾患(鬱や適応障害)となっていることもあります。(精神科の医師も言っていました)
心療内科・精神科・メンタルクリニックなどは行くということにハードルを感じるかもしれませんが、まずは受診をしてみましょう!
メンタルの先生は、話を聞いて寄り添ってくれる人が多いですよ。(口コミを見てから行くのがオススメですが)
日本人は、診断が出ないと無理して働き続けてしまう人が多いと思うので…まずは受診して自分の状況を客観的に診てもらうといいと思います。
将来の計画を立てる・話し合う
ただ「辞める」と無計画な退職になると、本人も不安が大きく休めないと思いますし、残されたパートナーや家族も不安になったり経済的な問題にぶつかることになるかと思います。
まずは、辞める(退職)を考えてのライフプランをたてなおしましょう。
時間がかかるし、辞めたいと思っている状況でのパートナーとの話し合いは疲れるしつらくもあるとは思いますが最重要と言っても過言ではありません。
可能なら、辞めたい本人が新しいライフプラン・マネープランの案を作って落ち着いて相手の理解を得られるように示していけるといいと思います。
自分本位にならないプランや話し合いをしてくださいね!
転職サイトに登録する
突然辞める前に、転職サイトに登録して自分の市場価値を測ってみるのもいいと思います。
もし今より条件のいい転職ができるなら転職もいいと思います!
転職はしないという場合も現状を理解したうえで、休職なのか退職なのかなど選択する上での指標になると思います。
家族がいるのに仕事を辞めたいと言われた「家族」がやるべきこと
家族がいるのにパートナー(夫や妻)に仕事を辞めたいと言われて悩んでいる人も、ただ受け身で「なるようになる」とかではなく自分やパートナーのためにも自分のできる行動をすすめましょう!
メンタル疾患について勉強する
精神疾患は知らないと、危険なサインを見逃してしまう、より本人をつらくする声掛けをしてしまう場合もあります。
鬱や適応障害を疑う場合は、まず病気を理解して悪化させず、本人を休ませてあげられるように動いていきましょう。

将来の計画を立てる・話し合う
パートナーの退職は、マネープラン・ライフプランが大きく変わる状況だと思います。
特に経済的な影響が大きい場合は、今後どうしていくのかをしっかり話し合えると不安も少なく仕事を辞めるということが受け入れやすくなると思います。
話し合いはめんどくさいし疲れる部分もありますが、自分たちの今後に対して重要な局面なので夫婦で話し合い新しいマネープラン・ライフプランを作っていきましょう!
無駄な出費を減らす
収入が安定していたといは「無駄遣いなんてしていない」というつもりでも少しづつ無駄がある場合も多いのではないでしょうか?(我が家だけ?)
経済的な不安や問題を解決するためにも節約の見直しをしてみましょう!
私のおすすめは、食費などの小さいところよりは固定費などの1度変えることでずっと節約になるところを切り替えることです。

働きに出る
パートナーが仕事を辞めたがっている場合…特に精神疾患で休職退職した方がいい場合は自分自身が働きに出てみることがオススメです。
経済的な問題も少なくなるし、仕事を辞めたパートナーに家のことをお願いして役割を交代するのもお互いをねぎらいあえたりします。
副業を始める
うまく行ったら、ラッキーというつもりで、今の時代チャレンジしないのも損!いろんな副業があるので、副業にチャレンジしてみるのがいいのかなーと思います。
私は今年は【ココナラ】にチャレンジしてみようかと思っています。
会社がブラックな場合は退職代行を薦めてあげる
もしも、会社がブラック企業(会社)で仕事を辞めたいという場合で辞めたいのに辞められない
- 自分では使う決心はつかない
- 退職代行を使った方が時間・お金・メンタル的に良い
そんな人には退職代行も有りかもしれません。
↓旦那さんが調べています。
退職代行は怪しい会社が多い・ネットは会社に忖度している情報ばかり|17社を本音で比較!
家族がいるけど仕事を辞めたいといわれた我が家の実体験
我が家も子供2人(当時5歳と2歳 )と夫婦の4人暮らし。
もともと、共働きだったけど収入は旦那さん6:私(妻)4くらいで大黒柱は旦那さんでした。
FIREを目指していたのもあって、旦那さんが働かないなんて考えられない状況でした。
仕事の方が家事育児より大変だから、主夫になりたい。仕事辞めたい。と言っている旦那さんでした。
私の中でも旦那さんが働かないなんて考えられず聞き流していました。
2021年3月ごろから鬱っぽくなっていて『これは本当に鬱なのか?』と感じるようになり、旦那さんの退職を私(妻)から退職を考えだしました。
旦那さんにも仕事を辞めて主夫になってもいいと伝えたことで、旦那さんが自分が辞めるために必死に給付金について調べ、マネープランを立て直し、話し合い、心療内科を受診して【適応障害】の診断が出て、会社に報告して休職(退職方向)となっています。
今は旦那さんが主夫で、私(妻)が外で働く人になりました。
旦那さんが大黒柱として働くもの!と思い込んでいたけれど、旦那さんが主夫の生活も快適に送れています。
まずは有休消化でお金が出るし、その後は傷病手当金も出るし、退職後は失業保険もおります。
休職、退職後にすぐにお金が足りなくなることはないので理解していると不安も少なく過ごせると思います!
旦那が仕事を辞めてもいいと思ったきっかけ
我が家の場合は、旦那さんの鬱っぽさでした。
結果、【適応障害】でしたがやはりメンタルを病んでしまっていました。
旦那さんの会社は、たぶんホワイトだけど、精神を病んでしまったことは辞めるのをためらう場合じゃないという状況でした。
我が家の現状
休職後は、
- 旦那さんが主夫で家事と育児のメイン
- 妻の私が外で仕事
と、主夫×ワーママとなり仕事を分担しています。
休職(退職方向)となったことで働き続けなければならないという状況もなくなったことで、私(妻)の夢の海外プチ移住を計画するなどライフプランも大きく変わりました。
我が家的には社畜のように仕事中心で、しかも鬱々として来ていた旦那さんが仕事から解放されたことで心も体も自由になり家庭生活も円満になったので【家族がいても退職】を選んで良かったとプラスに感じています。
主夫×ワーママのメリット
いざ、主夫×ワーママ生活を始めてみると快適です!
共働きだった時は、日々の生活がお互い仕事・家事・育児で追われていてハチャメチャでしたが今は
- 分業できたことで余裕ができた
- 旦那さんが育児に主体的になり共有できる
穏やかな家庭生活が戻りました。
家事育児が好きじゃない私は旦那さん主夫になったことで子育てへのストレスも減り、心の余裕も生まれました。
子どもの小さいうちは世間の常識にとらわれず、家事育児もなるべく2人でできる環境をめざし自分たち家族の形を選ぶのも本当におすすめです!
主夫×ワーママのデメリット
デメリットはやはり、収入減少です!
当面は給付金で6〜7割が出ますが、傷病手当や失業保険の終わった先の収入は不安が出ます。
残されたパートナーの収入だけでやっていけない場合は、給付金が終わるまでに転職や他の収入源を見つけられるようにした方がいいと思います。
親族や知人に対する対応
我が家は、旦那さんの実家にも私の実家にも【適応障害で休職】ということは伝えていますが理解が得られなそうなので詳しくは伝えられていません。
今は精神疾患だがら触れないでおこう…というような感じですが家族の本心では「今後どうするの?」と気になっているようです。
周りの友人や、私の職場にもあまり伝えないでいます。

まとめ:家族がいるから仕事を辞められないと悩んでいる人へ
- 家族がいるから仕事を辞められないと悩んでいる人
- 家族がいるのにパートナー(夫や妻)に仕事を辞めたいと言われて悩んでいる人
も先が見えないと不安が大きくなると思うので
- 給付金を調べる
- ライプフラン・マネープランの見直し
- (メンタルの場合)受診する
- 転職サイトに登録する
と行動していくことで家族みんなが納得して不安少なく仕事を辞めることができると思います。
現実を見つめ、家族で話し合い家族のプラスになる方向での退職を選べるようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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